3日坊主と金魚と花

「ニセモノ、ホンモノ、トケイトケイ！」

僕のどこを見て日本人だと思ったのか

分からないが、その日本語でさえ耳に入って

くると傾けてしまっている。そして嫌ではない。

日本をたってから、“まだ”3日目なのにこの心境だ。

いや、3日“しか”経っていないから、なのかも

しれない。外を見るために、と日本を出たのに

僕は内側にある心地良さを求めてしまっている。

言葉だけでなく、文字もそう。

赤と黄色の超有名ハンバーガー店でも

カタカナ、ひらがなが目に入ると立ち止まる。

“半年くらい”と家族や友人に旅の期間を伝えて

きたが「そんなに僕は長く続けられるのか」と

聞き慣れない言葉が飛び交う喧騒の中、考える。

3泊4日の旅行ではなく、“半年くらい”の中の3日目

だからこの心情なんだろうな。

先が見えない、だからこその不安と好奇心。

僕は後者を優先したから身体を動かした。

不安も強いくせに動かすことができてしまった。

「旅に出たからなんだ」と僕だって

客観的に考えることくらいある。

うん。

ただの旅であって「行ってみたい」それだけの動機。

でもみんなそれぞれ何かを思って身体を

動かしたんだろうし、身体を動かしたその

“今の継続”が何かに形を変えるのかなあ。

旅に限ったことじゃないんだけど。

そうそう。

僕の泊まっている場所はビルの中に何十何百と

ゲストハウスが詰まっている、それの中の１つで。

夜20時ぐらいからは旅行者たちの帰宅ラッシュが

始まり、エレベーター前は人で溢れかえる。

僕の地元の団地みたいに、偶数階(左)と奇数階(右)

でエレベーターの止まる階が分かれていて。

さすがにこんな景色はなかったから

懐かしさは感じなかったけれども。笑

ちなみに僕は偶数階の最上階の16F。

ドアの開閉も上下の移動自体も、とっっっても

スローリーなエレベーターだから時間がかかる。

それで、この狭いエレベーター内(6人でパンパン)

でのなんでもない出来事なんだけれど、多分

酔ったおじさん2人(多分、香港人)が、一緒に

乗っていた欧米人の男性に話しかけていて。

戸惑いながら「ごめん分からないや。僕は英語

だけなんだ」と恐らく欧米人の男性は言って

いたんだけどそれも正確には伝わっていなくて。

そうと分かると僕に目が向けられた。

僕もすかさず「ソーリー、アイドンノー」と

伝えた。横にいた欧米人の男性と目が合いなぜか

微笑みあった。そのやりとりを静かにみていた

中国系の女性がそのおじさん達に何かを伝えた。

※この女性はおそらく英語もわかるし

おじさんたちの言語もわかる。

すると、おじさん2人は「グッナイ！！」と

笑いながら僕らにいって来た。

ははは。

理由も言語も結局分からないけど

みんな狭いエレベーターの中で笑っていた。

なんだよ。たった1、2分で言葉の

通じない初対面の人と笑い合えるんじゃん。

(言語の必要性も、もちろん感じてるよ)

欧米人も何を思ってここに旅に来たのかは

わからないけど一緒に笑えてる。

こんな小さなこと１つで、大きな不安を

どこかへ飛ばし、小さな好奇心を最優先させる僕。

そんな昨日の出来事を文字にして振り返ってみた。

ぬるい気温。

長い列をなして道路の中心で音を響かす行進隊。

そうか今日は日曜日だ。

4駅分、歩いて宿に帰ることにした。

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金魚街！

僕は飼えないからみんな幸せにしてあげてくれ。

ひ、ひぃい〜っ(右のカエルたち)

ピリ辛&アツアツ。

なんなのか分からないけど美味すぎた！！！

そんで10ドル(約150円)は安い！

これであと4日ぐらい食いつなぐか？と考えたw

すぐ近くの花屋街！

詳しくもないし好きな花とかもないけど

リラックススポットだったかもしれない！

冗談抜きで1つのエリアに100軒以上

あったと思うよ！女子旅にオススメヨ〜！

臭豆腐の匂いを嗅いだ後だったから

お花の匂いが、より落ち着いた。